ズボンのバンド (ベルト)、バンドのバックル (止 (と)め金具)、革製や丈夫 (じょうぶ)な布製のベルト ( バンドの思い出、バンドの穴に金属の棒を入れて固定するバックル、バンドに穴がなく摩擦 (まさつ)でベルトに固定するバックル、ゴムで腰に止めるタイプのズボン、ズボン吊 (つ)り)







「バンドについての亡き母の教え」

今 後期高齢者
子供の頃の緩(ゆる)めに締めてね
これは今でも生きている


「バンドの長さの調節」

穴のないバンドの方が
簡単に
締めの調節できますよ


「超高齢者には」

ズボンにはバンドより
ゴムで締(し)まる
タイプが簡単



 <はじめに>
 今から約 70 年前の私が小学生の頃 (ころ)、男の子は学生服を皆着ていました。 ズボンを腰に止めるときゴム式でなくバンドを通す布の部品がズボンに付いていました。 そのころのバンドは革製の穴のあるタイプが多かったと思います。 長く使っているとバンドの端 (はし)の方から縦に裂 (さ)けていました。 穴のあるバンドの方が使うときにより簡単で子供に適 (てき)していたようです。 色はほとんどが黒色だったと思います。 大人 (おとな)用のバンドより短いものです。 母がバンドはあまりきつく締 (し)めずに、緩 (ゆる)めに締めなさいと教えてくれました。 今でもその習慣は生きています。

 かなり太 (ふと)ってお腹 (なか)が出た人は普通のベルトだとずり落ちるので、肩からズボンを吊 (つ)るして (ズボン吊 (つ)り)いました。 第二次世界大戦が終わってすぐ後には衣服が日本に足 (た)りなかったので、援助でアメリカから中古の衣服を輸入して着ている人が多かった。 私も幼稚園に通 (かよ)っていたころは肩から吊るす方式のアメリカ ズボン (と呼 (よ)んでいました。)を穿 (は)いていました。 日本のズボンより布の質が良かったのではないでしようか。 くすんだ緑色の半ズボンで大きめのものでした。 それ以後は肩から吊るす方式のズボンは穿いたことがありません。 勤 (つと)めてからは摩擦 (まさつ)で止 (と)まる方式のバックルを使っていたと思います。 穴のない皮のバンドでした。 古くなると金属製のバックルの皮と接触する部分がすり減 (へ)って着用しているときにバンドが緩 (ゆる)みやすくなっていました。 登山をやっていたころは多量の汗で皮のバンドが濡 (ぬ)れるので丈夫 (じょうぶ)な撥水性 (はっすいせい)の布製のバンドを使用しました。 この丈夫な布のバンドは濡れてもあまり変化がないようです。 定年退職後はほとんど丈夫な布製のバンドと摩擦 (まさつ)で止めるタイプのバックルを使用しています。 超高齢者になったらズボンにはバンド (ベルト)を使わずに、ゴムで腰に止 (と)める方式のものを使用したいと思っています。


 <まとめ>
 バンドの基本構造は約 70 年前と変化してないようです。 永く使用できるのはバックルの金属棒をベルトの穴に入れて固定するタイプだと思います。 ベルトを着用しているときに少し締 (し)めたり緩 (ゆる)めたりすることがあります。 この場合、楽に調整しやすいのはベルトに穴のない摩擦 (まさつ)で止まるタイプでしょう。 穴のないバンドの方は締めたり緩めたりの調整が無段階に連続的にできます。 私が超高齢者になったときのズボンにはバンドを使わずにゴムで腰に止 (と)めるタイプの方を使用したいと思っています。 その方が簡単だからです。



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by 南陽彰悟 (NANYO Shogo)