老人の車の運転、慣れたコースを通るようにする (安全のため)(より安全になるようにコースを選ぶ、多車線の道路はどの車線を走ると良いかを考える、先読みして早めに車線変更をする、どの地点が危ないかを知り それを避 (さ)ける、町の中心部を避けて町の周辺部を通るようにする、交差点では若い人よりさらに徐行)







「高齢者の安全運転」

慣(な)れた道
使えば安心
より安全


「車線変更」

次の右左折 先読みし
早めにやろう車線変更
こころの余裕が安全運転


「老人のブレーキとアクセルの踏(ふ)み間違い」

軸足 (じくあし)の左足
位置を固定する
これが大切踏み間違いに



 <はじめに>
 高齢者の安全運転は大切なことです。 それには慣 (な)れた道を通るようにするとよいでしょう。 不慣れな道路より慣れた道の方がより安全になります。 慣れた道だとこの地点が危ないとか、どの車線を選んだほうが次の交差点で楽だとか覚えてしまいます。 付加された右折車線があるかどうかも早めに分かります。 途中 (とちゅう)からの車線減少の場所も知っておくと早めに車線変更をすることができます。 交通信号の右折などの矢印表示があるかどうかもあらかじめ知っておくと良い。 この矢印がある交差点はとても走りやすい。 そのような交差点を利用するようにコースを選ぶとより安全でしょう。


運転がより難 (むつか)しくなるのは夜間運転や雨や雪、暴風雨などの悪天候の運転、初めての道路、混雑していて車線変更をやりにくい道路、長距離運転などでしょう。 これらの要素が 2 つ以上重なると特に運転が難しくなります。 高齢になると自身の運転技量を考えて無理をしないようにすることが大切です。 交差点での通行は十分に徐行して判断に時間が長めにかかっても安全になるようにします。 特に横断歩道などの自転車は歩行者よりスピードが速いので急に目の前に出てくることがあります。 歩行者以上に要注意です。 車道をオートバイや自転車が走ることもあります。 車を左寄りにハンドルを切るときには自転車やオートバイに気をつけましょう。 夕日などで眩 (まぶ)しいときにサンバイザーを下 (お)ろしますが、そのとき交通信号が隠 (かく)れることがあります。 サンバイザーの角度を調整して交通信号が見えやすいようにすることが大切です。 駐車場から歩道を横切って車道に出るときには、歩道の手前で一旦停止 (いったんていし)しましょう。 交差点のそばの店に入るときには左右折点滅灯を出すタイミングを考えましょう。 交差点を曲がると見られることを避 (さ)けることが大切です。 渋滞 (じゅうたい)する交差点付近の店舗はできるだけ使わないほうが安全でしょう。 狭 (せま)い道路での車同士の交差のときは、自 (みずか)ら停車して相手の車に動いてもらう。 駐車場に入れにくい店には行かないようにする。 U 字の白線を用いた駐車場は余裕 (よゆう)をもって入れることができ安全です。
 筆者が以前に書いた別のホームページから引用します。
* <高齢者の、アクセルとブレーキの踏み間違 (まちが)いを防ぐには?>
航空自衛隊のパイロットの教育の時、教官が飛行機を操縦するときに「姿勢 (しせい)がくずれるとすべてがくずれる。」と言っていました。 これには深い意味があります。
 高齢者などで、自動車のアクセルとブレーキの踏み違いで大きな事故になっています。 後付のこれを防ぐ器具も販売されています。 基本的対策として、
運転者の左足 (軸足 (じくあし))を固定することが、非常に大切です。 これを行 (おこな)うには、左足を載 (の)せる器具が付いている車種では、いつも左足をその上に載 (の)せる習慣をつけます。
左足を載せる器具が付いてない車種では、左足をすぐそばの左壁 (かべ)にいつも触 (ふ)れるようにします。 これを習慣化します。 そうすると軸足 (じくあし、左足)がいつも同じ位置になります。 これが右足でアクセルとブレーキの踏み間違いをしなくするコツです。
 身近のお年寄 (としよ)りに、このことを伝えてあげると役立つことでしょう。 老人にも永く運転を続けてもらいたいものです。


 <まとめ>
 高齢になると運転しにくいところへは行かない。 運転しにくい時間帯や天候の時、混雑する日にはできるだけ運転しない。 道路の様子 (ようす)を覚えている慣 (な)れた道を多く使うようにする。 スピードは控 (ひか)えめにして、交差点では十分に徐行する。 先読みしてどの車線を選んだら良いかを考え、早めに車線変更する。



LINK

「宮崎観光情報、山「観光地 in 宮崎」 by 南陽彰悟[橋詩人]

「宮崎観光」と「宮崎の山」、写真 by 南陽彰悟[橋詩人]

「宮崎 見どころ(観光) 行き所(山など)」、写真 by 南陽彰悟[橋詩人]

「宮崎 観光スポット 山」、写真 by 南陽彰悟[橋詩人]

「筑波山」と「筑波山登山コース」 by 南陽彰悟



by 南陽彰悟 (NANYO Shogo)