PCR検査 (体験記)、新型コロナウィルス感染症、一般の患者と異なる取り扱いになる(新型コロナPCR検査、発熱があると新型コロナ感染を疑って病院で別の処理が行われている、パーティションの小部屋で看護師さんが問診、外のプレハブ建物の部屋で医師の診断とPCR検査、自家用車から医療費の支払い、薬局ではドライブスルーで薬をもらう、パルスオキシメーター)







「風邪(かぜ)かな」

夕方に 37 度
夜になったら 38 度
翌日に病院へ


「新型コロナ感染症の流行で」

いつもの病院待合室と
異なる所で
検温とパルスオキシメーターで


「建物外のプレハブの」

診療室も別でした
PCR検査を希望して
その日の内に電話で陰性



 <はじめに>
 現在は新型コロナウィルス感染症が流行しています。 普通の風邪 (かぜ)のような症状で病院に行きました。 私は風邪だろうと思いました。 病院と薬局での取り扱 (あつか)いが以前とはまったく異なっていました。 万が一コロナ感染症だといけないので、それを仮定して患者の行動が今までと大きく異なります。 念のため新型コロナPCR検査も受けました。 私の唾液 (だえき)を使って検査する方式でした。 結果は陰性で OK でした。


 前日の夕方に私は体温が 37 度でした。 夜の 8 時には 38 度になりました。 翌日に家内に勧められて病院に行くことにしました。 その日の朝の体温は平熱でしたので私は車を運転して行きました。 病院に行ったら事務の人が症状を尋 (たず)ね、昨日熱があったことを答えました。 これで新型コロナ感染症の可能性が少しでもあると通常の患者さんと異なる取り扱いになります。 私はその可能性があると判断されて待合室の端 (はし)にあるパーティションで区切られた 1.5 m 四方がいくつかある所に導かれてその 1 室に奥を向いて椅子 (いす)に座 (すわ)りました。 事務の人に問診票と体温計を渡され、県外に行ったことがあるかどうか、県外の人に会ったかどうかなどを答えました。 体温も測りました。 体温は平熱でした。 その後看護師さんが問診票を見に来ました。 熱中症を疑われたのかもしれませんが、昨日はクーラーをかけた部屋にいたか、水は 1 日に何リットル飲んでいるかなどを尋ねられました。 看護師さんが血中酸素濃度をデジタルで測定するパルスオキシメーターを私の人差し指に挟 (はさ)み、しばらくすると 95 という数字が液晶に表示されました。 大丈夫 (だいじょうぶ)ですと言われました。 一応 96 以上が正常のようです。
 その後に建物の外に造られた数室あるプレハブの 1 部屋に看護師さんが案内しました。 その部屋はよく診察室にあるようなベッドが 1つ置いてあります。 それに座ると正面に薄型の大きな空気清浄機が動作していました。 エアコンも各室にあります。 新型コロナPCR検査の説明などが壁に貼 (は)ってあります。 部屋の入り口は開けてありました。 PCR検査前 30 分間は飲食ができません。 飲食すると検査の精度が悪くなり、正しい結果が得られません。
 しばらくすると医師が来ました。 看護師さんも医師も透明プラスチック製のフェイスシールドとマスクをしていました。 医師が問診をして私の口から喉 (のど)の様子 (ようす)を見ました。 次に私の胸に聴診器をあてて調べました。 それで何か薬が欲 (ほ)しいですか、PCR検査は希望しますか、と尋ねました。 私はPCR検査を希望しました。 看護師さんがPCR検査で唾液 (だえき)を入れる先の尖 (とが)った透明のプラスチック製の円筒形容器とそれを最後に入れるプラスチック製の四角の蓋 (ふた)付き容器を持ってきました。 壁にはレモンと梅干しの写真があります。 それを見て唾液を出やすくするのでしょう。 私は梅干しを見たほうが唾液が出やすく感じました。 円筒形容器の基準量を少し超えるほど唾液を取りました。 唾液の量は 1 〜 2 立法 cm ほどです。 円筒形容器の蓋 (ふた)をして四角のプラスチック製の容器にその円筒形容器を入れました。 最後に壁にあるナースコールのボタンを押しました。 まもなく看護師さんが来ました。 看護師さんが駐車場に係りの人が来て医療費の請求などをしますと告 (つ)げました。 車のナンバー、車種、車体の色などを聞かれました。 所定の場所に車のハザードランプを付けて待っていてください、と言われました。 まもなく私の車に事務の人が来て医療費の請求書や薬の処方箋 (せん)を持って来ました。 医療費を払 (はら)いました。 薬はドライブスルーを使ってもらうことになりました。 これも感染症対策なのでしょう。
 薬の処方箋 (せん)を持って近くの薬局に行きました。 ドライブスルーの入り口から車を入れました。 ドライブスルーで薬をもらうのは初めてです。 薬剤師さんに健康保険証や処方箋、お薬手帳を渡して、建物の反対側にあるドライブスルーで薬をもらう場所に移動しました。 薬の説明を薬剤師さんがしてくださいました。 料金を払い薬をもらいました。
 その日の夕方にPCR検査の結果の電話連絡が病院から来ました。 結果は陰性で安心しました。


 <まとめ>
 新型コロナ感染症が流行している現在は、普通の風邪 (かぜ)でも万が一コロナ感染症かもしれないと仮定して病院での取り扱 (あつか)いが通常タイプとは異なります。 通常の病院での待合室ではなく特別の部屋で待ち、診察室も外のプレハブの部屋で行われました。 今回受けたコロナ感染症PCR検査は唾液 (だえき)を採取する方式でした。 これは何の苦痛もありません。 検査結果は当日あるいは翌日 (よくじつ)に病院から連絡が来ます。 PCR検査が陽性のときは病院から保健所に連絡し、次に保健所から患者さんに電話連絡が来るそうです。



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