競争と合理性、競争心と合理的な考え方 この 2つが相反することがある(負けるが勝ち、勝たなくても結果が良いこともある、短期的ではなく長期的に考えよう、競争の意義を考えて、見栄 (みえ)からの競争はやらない)







「競争と合理性」

競争心に駆(か)られすぎ
合理性を
忘れぬように


「競争の意義」

見栄(みえ)からの
競争は
頑張(がんば)る意味なし


「負けるが勝ち」

勝たずとも
結果が良いこと
結構(けっこう)あるよ



 <はじめに>
 競争心に駆 (か)られ過 (す)ぎて合理的思考が止 (と)まることがあります。 競争を意識しすぎてかえって自己 (じこ)にとって都合 (つごう)の悪いことになったり、無駄 (むだ)なことをやってしまったり、お金を使いすぎたりする弊害 (へいがい)は避 (さ)けるほうが良いでしょう。 「負けるが勝ち。」という言葉もあります。


 スポーツは競争がつきものですが、真のスポーツは健康のためだけでもなく、試合に勝つことだけでもないでしょう。 単にスポーツするだけでも価値があります。 サッカーや野球も子供の競技人口は多いのですが、将来プロ選手になり生活できる人は約 1000 人に 1 人ぐらいです。 大部分のスポーツをする子どもたちは約 20 歳代になると別の生計の道を選びます。 そのころには自己のスポーツの才能も分かってくるでしょう。 スポーツや芸術など生まれつきの才能が大きく作用するものもあります。 スポーツや芸術ももちろん努力によって上達します。 しかし越えられない壁 (かべ)がそのうち見えてくるでしょう。 その壁の位置が才能によって決まると思います。 仮にプロになれなかったとしても、趣味 (しゅみ)として続けることはできるでしょう。 その方がプロになるよりかえって楽しめるかもしれません。 才能があるかどうかは頑張 (がんば)って続けてみて本当のことは分かります。 簡単に、才能があるかどうかを知るには、親戚 (しんせき)の人たちを見て、たとえばスポーツのかなりの達人 (たつじん)がいるかどうかを知れば、大体 (だいたい)のことは分かるかもしれません。 才能は遺伝で決まります。 努力することができる人かどうかも遺伝で決まっているそうです。 1 番重要な才能は「努力しうる才能」かもしれません。 或 (あ)る才能があっても努力は必要なので、「努力しうる才能」は応用できる範囲が広い。 特別の才能がない人は多くいます。 その場合は 1 つのことを永く続けるのがかなり有効でしょう。 少しずつの進歩でも長年のうちには大きな進歩になります。 人は努力しているときが 1 番幸せだと思われます。
 競争に勝つことばかりに気を使いすぎて、合理的にこの競争には意義があるかどうかということを忘れてはなりません。 競争しているときに一旦 (いったん)立ち止まって考えてみることが大切でしょう。 競争の原動力が見栄 (みえ)のこともあります。 見栄はよく考えると虚 (むな)しいものです。


 <まとめ>
 競争心に強く支配されたときは、静かに考えてみましょう。 感情に突 (つ)き動かされたときは合理的に考えることを思い出しましょう。 短期的ではなく長期的に考えることをお勧 (すす)めします。



LINK

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by 南陽彰悟 (NANYO Shogo)