高額なものを永く使うか 安価なものを早めに買い換えるか(電気製品は一般的には軽薄短小を目指 (めざ)して進歩してきた、安くても長持ちしたときは嬉 (うれ)しい、カード型の電卓は約 30 年前のが使えています)







「カード型の電卓」

車の中で
30 年間使えてる
愛着湧(わ)くなあ


「万年筆」

近年は
使っている人
見たことない


「昔の人は」

亡き父母は
高額なもの
長く使ってた



 <はじめに>
 亡くなった父や母の世代は割 (わり)と高いものを永く使っているようでした。 傘 (かさ)も値段が比較的高いものを買って永く使用していました。 若い世代ほど安価なものを早めに買い換 (か)えているようです。 生産量が少なかった昔は物を捨 (す)てずに大事に使うのが良いとされていました。 近年は生産量が大幅に増えて、「消費は美徳」と言われるようにもなりました。 スマートフォンも高価なものを長く使うより、安めのものを早めに買い替える人が増えてきているようです。


 新型コロナ感染症へのマスクは国が全国民に配布したものは布製で何回も洗って使えるものでした。 その後ようやく手に入りやすくなったマスクはほとんどが使い捨 (す)てのものでした。 今は再び何回も洗って使えるマスクを使用している人が増えているようです。 私は現在は国が配布した布製のものを主 (おも)に使っています。 マスクの紐 (ひも)の部分が緩 (ゆる)くなってきますが、その時は紐に結び目 (むすびめ)を作って短めにして使用します。 布製マスクを長く使っていると慣 (な)れてきてしっくりと馴染 (なじ)んできます。 使い捨てにはない感触で気に入っています。 何回か洗っていると布の部分が柔 (やわ)らかくなってきます。 これも良い触感です。
 電気製品は進歩がゆっくりになっているので、現在は壊 (こわ)れるまでずっと使っています。 以前のパソコンのように進歩が速いときは、安めのパソコンを早めに買い換えるのが良い。 2 〜 3 年たつと安めの新しいパソコンの方が以前の高価なものよりスピードなどの性能が向上していました。 パソコンの外部記憶装置もカセット磁気テープからフロッピーディスク、MD、CD、DVD、ブルーレイディスク、ハードディスク、USBメモリー、SSD (固体ドライブ)などへと変化してきました。 表示装置はブラウン管から液晶へと移り変わりました。 電気製品は軽薄短小へと一般的には進化していました。 パソコンを軽薄短小化したものがスマートフォンと見ることもできます。
 筆記用具として昔は入学したときなどに高額な万年筆を買ってもらったりしていました。 14 金のペン先の万年筆がよく使われていました。 はじめのころはゴム製の小さなタンクが万年筆に付いていてそれをつまんでスポイド式に瓶 (びん)からインクを吸い上げて使っていました。 そのうちインクは使い捨てのカートリッジ式のものになりました。 夏などワイシャツの胸ポケットに万年筆のインクが漏 (も)れたりもしました。 そのうちボールペンが万年筆にとって代わりました。 初期のボールペンは寒い冬などにインクが出なくなったりしましたが、今のボールペンはインクが詰 (つ)まったことはありません。 インクで衣類を汚 (よご)すこともなくなりました。 ボールペンの先端には超硬 (ちょうこう)と呼 (よ)ばれる硬 (かた)い材質の小さな球体が用いられています。 万年筆は高価でしたが、普通使われているボールペンは安価です。


 <まとめ>
 物を買うときに、高額なものを永く使うか、あるいは安価なものを早めに買い換 (か)えるかの選択は無意識にでもいつも考慮しています。 安価なものが意外に長持ちすることもあり、そのときは嬉 (うれ)しく感じます。 いつも車の中に入れているカード型の電卓はもう約 30 年間使えています。



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「宮崎観光」と「宮崎の山」、写真 by 南陽彰悟[橋詩人]

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by 南陽彰悟 (NANYO Shogo)