新型コロナウィルスから半年、災難を好機へ、ネット社会・キャッシュレス社会への加速を(新型コロナウィルス感染症、新型コロナウィルス肺炎、大阪大学 大阪市立大学でワクチンの治験 (ちけん)始まる (国内初)、リモートワーク、遠隔授業、3密を避 (さ)ける、密閉・密集・密接の3密)








「新型コロナウィルス (COVID-19)」

思いがけなく始まった
今は広がる全世界
3密避 (さ)ける生活を


「ワクチンなんとか成功を」

コロナの世の中
ひさびさに
朝日が見えたワクチン治験(ちけん)


 <はじめに>
 2019年末に中国で新型コロナウィルス肺炎と当時呼ばれた伝染病が初めて知られるようになりました。 2020年始めに横浜港に停泊したクルーズ船 ダイアモンドプリンセス号でこの伝染病の集団発生が報じられました。 この頃 (ころ)は水際作戦で国内への新型コロナウィルス (COVID-19)感染拡大は食い止められるのではないかという気持ちでした。
 以前の、やはり数種類あるコロナウィルスのSARS (サーズ)やMERS (マーズ)の感染症も日本では水際作戦に成功して国内での発症はありませんでした。 コロナウィルスは数種類あって前から知られていた風邪 (かぜ)のウィルスです。 今回のはその新しいものなので新型コロナウィルスと呼 (よ)ばれます。 正式名称は COVID-19 です。
 コロナとはギリシャ語で冠 (かんむり)という意味です。 このウィルスの電子顕微鏡写真が丸い本体のまわりに冠の飾 (かざ)りのようなものが付いているので、コロナウィルスと呼 (よ)ばれます。 RNAウィルスの1種です。 RNAウィルスは時間とともに構造や性質が変化しやすい特徴 (とくちょう)があります。
 中国での新型コロナウィルスと今、ヨーロッパから日本に入ってきている新型コロナウィルスとは少し変化して異なっているそうです。 中国から日本への侵入は水際作戦で防げましたが、ヨーロッパからの新型コロナウィルスは国内に広がってしまいました。 新型コロナウィルスに感染して発症するまでは潜伏期間があります。 熱などが出て発症する前にこの新型コロナウィルスは他人に伝染してしまいます。 それで感染拡大を防ぐのが難 (むつか)しいのです。 約40歳以下では新型コロナウィルスでの死者はほとんどいません。 罹 (かか)っても無症状や軽症の人が多い。 高齢者や糖尿病、肺や心臓病の人、透析をしている人、肥満の人などは重症化しやすい。 重症化すると人工呼吸器や人工心肺装置などが用いられます。 アメリカの結果ではこの2つの装置を付けてもその後の生存率はきわめて低い。 無症状の人も他人に伝染させます。 東京や大阪、北海道などでこの新型コロナの患者数が増えてきました。
 今回の新型コロナウィルス  (COVID-19)では水際作戦が失敗したのです。 国内の政権はなかなか緊急事態宣言を発表しませんでした。 経済への影響や今年日本で行われる予定だったオリンピックへの影響も考えたのでしょう。 緊急事態宣言で、国民に不要不急の外出を控 (ひか)えて、7割からできれば8割 町中での人出 (ひとで)を減らすことが求められました。 マスク不足の対策として国は1世帯に2枚の布製マスクを無料で郵送しました。 郵便配達で各世帯に届 (とど)けられました。 これはベトナムなどで作製したようです。 また国が国民1人当り ¥10万 を世帯主の口座に振り込むことになりました。 我が家には2020年6月末に口座に振り込まれていました。 コロナ対策費用はいずれは利息を含めて税金として国民は納 (おさ)める必要があるでしょう。
 新型コロナウィルスは初めの報道では肺炎を引き起こすことが報じられました。 その後、血管の中で血液が固まる血栓 (けっせん)や多臓器障害への影響も明らかになってきました。 前述したように無症状の人からも感染しますし、症状も肺炎だけではなかったのです。 やはり強敵と言わざるを得ません。
 約100年前のスペイン風邪 (かぜ)のときは第3波まで来たようです。 そのときは第2波のときの死亡者が多かったようです。 約2年間流行が続きました。 私の母方の曾祖父 (ひいじい)さんはこのときにスペイン風邪で亡くなりました。 時間とともに感染症のウィルスは少しずつ変化しますが、一般的にはしだいに弱毒化する傾向があります。
 感染症に人類が勝利して、地球上から無くなったものは天然痘 (てんねんとう)だけです。 1980年以後は、このウィルスは研究用として少量を厳重に保管してあるのみだそうです。
 医学的な研究成果は通常は医学雑誌に発表されますが、今回はそれでは発表までに査読 (さどく)などで数ヶ月以上かかるので、間 (ま)に合 (あ)わず、短時間で発表できるプレプリントサーバーが用いられているようです。 これも研究発表のネット化の1つでしょう。


 最近は、COVID-19 が日本で1番流行していたのは2020年の3月頃 (ころ)だったという記事が見られます。 重症患者の数が一番多くなったのはそれから約1ヶ月後です。 これは入院期間が長いためです。 2020年4月に日本の安倍政権はようやく緊急事態宣言を出しました。 外出禁止、移動禁止、店の閉店などに違反したときの罰則はありません。 外国では罰則があることが多いようです。 これは私は良かったと評価します。 日本の主権は国民が持っています。 これらの制限には極 (きわ)めて慎重になるべきです。
 密閉 (部屋の密閉)や密集 (人たちの密集)、密接 (人と人との密接)[これを3密と呼 (よ)びます。]を避 (さ)けましょうという標語もテレビなどで流されました。 人と人との距離 (ソーシャルディスタンス (社会的距離)、後にフィジカルディスタンス (人体の距離)が正式名称となりました。)を 2 m 程度以上とることが勧 (すす)められました。 Stay home (家庭に留 (とど)まりましょう。) という標語も使われました。 また自粛 (じしゅく、自分で自分の行いをつつしむこと。)という言葉もよく使われるようになりました。 日本で自粛文化が始まったのは江戸時代中期からだそうです。 欧米などは罰則文化です。 これに日本で見られる同調圧力も加 (くわ)わったと思われます。 他人に自粛を強要しすぎることを自粛警察と呼 (よ)ぶこともあるようです。
 これらで多くのスポーツ試合が無観客試合になったり中止になりました。 小学校・中学校・高等学校・大学なども休校になりました。 繁華街の接客を伴 (ともな)う店や病院、老人施設、音楽のライブ・ハウス、カラオケ店などが感染のクラスター (複数のものがまとまってあること。 群れ・集団、ブドウなどの房 (ふさ)。)となりました。 閉店せずに営業を続けていたパチンコ店の名前を公表した大阪府知事などの首長もいました。
 サラリーマンの通勤電車は特に都市ではこの3密 (密閉・密集・密接)の典型です。 それで自宅で仕事をするリモートワーク あるいはテレワーク (在宅勤務、離れてする仕事。)という言葉がよく使われ始めました。 これでインターネット、パソコンを用いてのテレビ会議やテレビ電話のソフト (アプリ)  (Zoomやマイクロソフト社のスカイプなど。)がよく知られるようになりました。
 教育関係では離れて授業を受けることも広まりました (遠隔授業 (リモート授業))。 文系の大学などはこのリモート授業でもかなり大丈夫 (だいじょうぶ)のようです。 理系の実験などはリモート授業ではやりにくいかもしれません。 もし行うなら放送大学のテレビ番組のようなものになるかもしれません。
 リモート飲み会といってテレビ会議システムを用いてそれぞれの家でお酒を飲むことも行われているようです。 テレビ番組ではテレビ局に集まらず、遠くからインターネットを用いたテレビ会議やテレビ電話での出演者も増えてきました。 貸事務所関係は需要が少し減少しているようです。
 店ではレジのときに密接にならないように、店員さんと客の間に透明のビニールシート (コロナシールドと呼 (よ)ばれています。)を垂 (た)らしたり、レジでの客の列の密集を避けるために、客が並 (なら)んで立つ位置を示すテープを床 (ゆか)に貼 (は)ってあります (フィジカルディスタンスを 2 m 以上とる。)。 食堂では持ち帰りの商品の需要が増えています。 テーブルや椅子 (いす)を1つおきに使用して、フィジカルディスタンスを 2 m 以上とっています。 居酒屋では店内では営業せずに店先で焼き鳥などのツマミを販売しているところもありました。 しかしアルコールを売らないと利益が少なく大変だそうです。 携帯電話の店や理髪店などではマスクを着用しないと入店できないところもあります。 営業時間が短くなった店もあります。 公立公園などの駐車場や広場、みやげ品店や食堂のある建物などが閉鎖されているところもありました。 病院では来た患者さんへの、赤外線センサーでの瞬間的な体温測定やアルコールでの手の消毒、最近外国や県外に行ったり、外国人や県外の人と会ったかなどを用紙に書くなどの対策がとられています。 病院によってはこの手続のときに係員がフェイスシールドと呼 (よ)ばれる透明のプラスティックを顔の前に付けるものを使用していました。
 手洗いやマスクなどが予防のために推奨 (すいしょう)されました。 そのためにマスクが店頭からなくなりました。 朝早く開店前から私もこれを買うために並 (なら)んだことが幾度 (いくど)もありました。 それでも買えませんでした。 対策としてマスクの転売が禁止されました。 現在はマスクも少しずつ増えてきました。 トイレットペーパーも店頭からなくなりました。 昭和時代のオイルショックのときもトイレットペーパーが店からなくなりました。 それと同じ状況でした。 今回もトイレットペーパーの品数は十分に足 (た)りていたのですが、SNS の不確かな情報などで買い占 (し)めが全国的に始まり、不足しました。 買い占めないようにした人は、手に入らなくなって焦 (あせ)ったようです。 現在はトイレットペーパーは店にたくさん並 (なら)んでいます。 アルコールによる手の消毒は食堂、店、病院などで広く行われています。 次亜塩素酸水による消毒は濃度が薄かったり、少量では効果がなく、まとまった量を使わないとだめだという国の発表がありました。 消毒用のアルコールも品不足の頃 (ころ)がありました。 国は対策として度数の高い酒も消毒用に販売したり、使用して良いと国民に伝えました。 地方都市でも大型商業施設のモールなどは内部の一部の店を除 (のぞ)いて閉店していました。
 現在までに、岩手県は全国で唯一 (ゆいいつ)1人の新型コロナウィルス感染症の患者も見つかっていません。
 世の中のグローバル化で、新型コロナウィルスが急速に世界中に広がり、中国などにマスクの生産の多くを任 (まか)せていたために国内でマスク不足に陥 (おちい)りました。 グローバル化の弱点が顕 (あらわ)になりました。
 現金は多くの人が触 (さわ)るので感染の原因になることも考えられます。 現金を用いない (キャッシュレス)決済 (けっさい、支払いのこと。)が増えているようです。 


 <まとめ>
 2020年6月17日にNHKの夜7時からのテレビニュースで、大阪で新型コロナウィルス (COVID-19)のワクチンのための人への治験 (ちけん、臨床試験により薬物の効果を検定すること。)が始まったことが報じられました。 これは国内初の治験です。 厳 (きび)しいニュースが多い中で、国民に希望を与えるひさびさの良いニュースでした。 このワクチンの成功を心から願っています。


LINK

「宮崎観光情報、山「観光地 in 宮崎」 by 南陽彰悟[橋詩人]

「宮崎観光」と「宮崎の山」、写真 by 南陽彰悟[橋詩人]

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「宮崎 観光スポット 山」、写真 by 南陽彰悟[橋詩人]

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by 南陽彰悟 (NANYO Shogo)