実害がなければ OK としよう (高齢者の生活)(老人の生活はあまり完璧 (かんぺき)さを求めずに、緩 (ゆる)い生活、宮崎弁では「テゲテゲに生活する。」)
「高齢者の生活」
あまり完璧(かんぺき)求めずに
実害なければ OK と
こんな感じが良さそうな
<はじめに>
老人の生活ではあまり正確・完璧 (かんぺき)さを求めると、辛 (つら)くなることもあるでしょう。 妥協 (だきょう)することの重要さが高齢になると増すでしょう。 「実害がなければ、まあ良いか。」という判断も大切です。 宮崎県での方言では「テゲテゲにやる。」と言います。 これはきっちりとはやらずに大まかに適当に行うという意味です。
もう亡くなった晩年の母を近くで約13年間見ました。 母は膝 (ひざ)が痛くて杖 (つえ)をついて歩いていました。 左手で杖を使っていたので、左手の腕力 (うでぢから)は相当に強く驚くほどでした。 杖は数種類持っていました。 今でもその数本の杖は倉庫に残してあります。 金属製の伸び縮みできる杖や固定長の木製の杖です。 一番母がよく使用していたものは木製の固定長の杖でした。 これで相当に長い距離もよく歩いていました。 老人になると体が若い時と異なり、いろいろ不調が出てくるものだと思いました。 でも母は結構楽しく高齢生活を過 (す)ごしていました。 完璧 (かんぺき)な体でなくても大丈夫 (だいじょうぶ)だなあと感じました。 母から高齢者の生活についていろいろ学べました。
<まとめ>
老人の生活では完璧 (かんぺき)さを求めずに、「実害がなければ良 (よ)しとしよう。」などと柔軟 (じゅうなん)に対応することも重要になってくるでしょう。 「緩 (ゆる)い生活」がより高齢になると必要かもしれません。