ガソリンスタンド数が減ってきた、燃費の良い自動車の増加、自動車の台数の減少(ガソリンスタンドにある地下のガソリンタンクの寿命、生き残るフルサービスのガソリンスタンド、セルフガソリンスタンドの増加)







「ガソリンの消費」

燃費良い
車が増えて
スタンド減(へ)った


「フルサービスのガソリンスタンド」

セルフの時代
フルサービスも需要があって
これからずっと続くであろう


「ガソリンスタンドの地下タンク」

タンクの寿命
終わっても設置替えできず
閉店した店あったそう



 <はじめに>
 ガソリンスタンドの数がこの 10 数年でめっきり減ってきました。 ある地域では約 15 年前に 12 店あったガソリンスタンドが今は 6 店になり、半数 (50 %)に減少しています。 セルフサービスの店が多くなり、店員さんがガソリンを入れてくれるフルサービスの店が少なくなりました。 しかし、フルサービスの店も根強い人気があってお客は多いようです。 セルフサービス店のほうが一般的にはフルサービス店よりガソリンが安価です。 この地域ではフルサービスの 2 店 (ガソリンスタンド店の約 33 %)が続いています。 高齢者や女性など自分でガソリンを車に入れたくない人が一定数いることの現 (あらわ)れでしょう。 なくなったガソリンスタンドの跡地 (あとち)はコンビニ店、コインランドリー店、中古車店、空き店舗 (てんぽ)、更地 (さらち)などになっています。 この地域ではガソリンスタンドの新設は 1 つもありません。 ガソリンスタンドの地下タンクの寿命が終わって閉店した店もあったようです。


 私が子供の頃 (ころ) (約 65 年前)はガソリンスタンドはまだ少なくて小学校のそばの交差点にあった 1 軒 (けん)しか知りませんでした。 そのガソリンスタンドの会社はその後大きくなって、空港の飛行機の燃料なども供給していました。 その会社がしばらく前に破綻 (はたん)してしまいました。 ガソリンスタンド業界の厳 (きび)しさを象徴していました。 JA系のガソリンスタンドの多くも金融ショックのときに閉店しました。 燃費の良い車の増加が進みガソリンの消費も少なくなりました。 ガソリン 1 リットルで走る距離は昔の 10 km 程度から、今は 20 km 程度になり、ガソリンの消費は約 1/2 になりました。 これはガソリンスタンドの数が 1/2 程度になったことに対応しています。 それに自動車の台数の減少や電気自動車 (EV)への移行などでガソリンの消費はこれからも減少傾向が続くでしょう。 ガソリンスタンドの地下タンクの寿命が終わって、設置替えを断念して閉店した店もあったようです。 セルフガソリンスタンドの普及で、自動車タイヤの空気圧のチェックをする機会が減って、空気圧不足のトラブルも出てきたようです。 最近の自動車のガソリン注入口のキャップは紐 (ひも)で落ちないようになっていますが、以前はセルフガソリンスタンドでこのキャップを閉 (し)めるのを忘れて紛失 (ふんしつ)する失敗もありました。 最近は全国チェーン店などの格安ガソリンスタンドが地方にも開店しています。 やはり客は多いようです。 カードのポイントを付けて頑張 (がんば)っている店もあります。 地方では電気自動車 (EV)の充電機器のあるところは家庭やディーラー、ファミリーマートなどのコンビニ店などのようです。


 <まとめ>
 ガソリンスタンド数は高度経済成長時代の車社会の到来 (とうらい)とともに大幅に増加しました。 その後、ハイブリッド車などの低燃費車の普及でガソリンの消費が減少しました。 それでガソリンスタンド店の競争が激化し、淘汰 (とうた)が進みました。 セルフガソリンスタンドが現在主流になっていますが、店員さんがガソリンを入れるフルサービスガソリンスタンド店はこれからも続いていくことでしょう。 電気自動車 (EV)の充電施設もこれからしだいに増えていくと思われます。



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by 南陽彰悟 (NANYO Shogo)